機器分析センター協議会 参加報告

研修・学会

2025年10月10日に出島メッセ長崎で開催されました「令和7年機器・分析センター協議会 総会・シンポジウム」に、教育研究支援部の全学共用機器担当技術職員3名が聴講参加しました。

総会では、協議会への新規参加校の承認、次期会長の選出、ならびに各大学における機器共用(主に化学分析系)の現状や取組状況についての発表が行われました。

シンポジウムでは、「教育研究基盤エコシステムの構築と大学の多様な未来像 ~自律と共創による知の循環~」をテーマに、文部科学省の担当者2名、岡山大学、帯広畜産大学から発表がありました。その後、登壇者によるパネルディスカッションが行われ、会場全体で活発な議論が交わされました。

本協議会への参加を通じて、以下のような知見を得ました。

  • 外部との交流機会が限られる中、全国から集まった参加者と意見交換を行い、今後の相互支援体制を考えるうえでの有意義なネットワークを築くことができました。
  • 装置の有効活用等の観点から全学共用への移行を進めるうえで、他大学の先行事例を直接拝見し、運用方針や管理体制、活用促進の取組に関する有用な知見を得ることができました。
  • 本学における技術職員のキャリアパスや、一体的な組織体制のあり方について、今後の検討に参考となる多くの示唆を得ました。